南フランス料理 レストラン・ガレット

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.25 岡本悠紀さん おすすめのお店 レストラン・ガレット】ツヅキネーゼ・岡本悠紀さんのおすすめのお店は、「おいしいものを、ゆっくり味わいたい!」と思うときに行きたくなる、「南フランス料理 レストラン・ガレット」です。

●円い焼き菓子「ガレット」から命名

店がオープンした21年前、都筑区はまだ誕生前でした。港北ニュータウン一帯は旧港北区と旧緑区の行政区内で、もちろん市営地下鉄も開通前。それでも、シェフの村山さんは「にぎやかな街中でお店を開くより、外を見ながら食事ができるこの場所が気に入ったので」と、奥さまと二人でレストランをオープンしました。

お店の名前の「ガレット」とは、フランスの料理・菓子の名称で、“円く薄いもの”を意味します。奥様が作るデザートは、ケーキなど円く焼いた焼き菓子が多く、ぜひお客さまに食べていただきたいという思いから、店名にしたそうです。

●お野菜たっぷりのメニューは子どもにも人気

取材に伺って、お昼のプティコースをいただきました。岡本さんのおすすめは、ご近所のママ友の間で“命のスープ”と呼ばれている「季節の野菜スープ」です。岡本さんは、疲れて落ち込んで、食欲がない時に、このスープだけ作っていただいたことがあるそうです。「体中に癒しのオーラが広がり、美味しさと栄養がしみわたる感じがして、すぐに元気が出ました」と語るように、まさに“命のスープ”ですね。

「季節の野菜スープ」は、南フランスの家庭でよく作られるスープで、こちらのお店のレシピでは、じゃがいも、キャベツ、たまねぎ、にんじん、セロリ、トマト、ズッキーニの7種類の野菜が入っています。スープの上にチーズとオリーブオイルがかかっており、しっかり混ぜていただきます。

家庭で作ると、どうしても水っぽくなってしまうのでシェフにお聞きすると「細かく切った野菜を一晩水につけて、お鍋で蒸してから、スープを入れて煮ることがポイントです」と教えて下さいました。また、今が旬の野菜・ズッキーニは、あまり使ったことのない野菜だったので、調理方法を伺うと、ラタトゥイユや、グリルで焼いてチーズをかけて食べたりお味噌汁にしたりと、いろいろ紹介して下さいました。

「レストラン・ガレット」のメニューでは、付け合わせに多くの野菜が使われています。オープン当初は、お客さまの中に、野菜だけを残す野菜嫌いのお子さんが多かったそうですが、最近のお客さまの間では、メイン同様にお野菜も人気だとか。「うちの子、家ではこんなに野菜を食べないんですよ」とおっしゃるママも多く、お野菜を生かした料理のおいしさは、子どもたちにもちゃんとわかるのですね。

●まるで自分の家のようなレストラン

お店の前には20種類ほどのハーブが植えられており、奥様は1種類ずつ、丁寧に説明して下さいました。どれも常連のお客さまが持ってきてくださったものだそうです。ときには、元気がないハーブを自宅に持ち帰り再生させて、またお店へ持ってきて下さる方もいるとか。また、お客さまの中には、シェフと話がしたくて来店される方もいらっしゃるのだそうです。

お客さまとお話ができることが楽しく、いろいろな方のお話しが聞けることが楽しい。お客さまが皆さん良い方ばかりで、とても暖かいので、お店が支えられています」と奥さま。

一方シェフは、「フランス料理だからと言って、肩肘張るような料理ではなく、新鮮でおいしいものをお出ししたいですね。フランスの田舎の素朴な料理を提供できれば」と話してくださいました。

しばらくみえないお客さまに対して「名前も住んでいる所もわからない方でも、あの方はどうしているのかな、と心配になってしまう」というお二人。「レストラン・ガレット」は、こんな素敵なご夫婦が、まるで自分の家に帰ってきたようにあたたかく迎えてくれる、家庭的なお店です。

レストラン・ガレットを紹介してくださった岡本悠紀さんのインタビューページはコチラ
>>ツヅキネーゼvol.25 岡本悠紀さん


◆◆ 連絡先 ◆◆

住所:神奈川県都筑区勝田南2-18-5
最寄駅:横浜市営地下鉄 仲町台駅 徒歩10分
TEL:045-592-8824
営業時間:〔火~金〕11:40~14:30 ディナー17:30~20:30(L.O)
〔土・日・祝〕11:40~20:30(L.O)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:3台

記載内容について

この記事の内容は、取材した当時のものです。
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