~自然の力で夏を涼しく過ごす~
緑のカーテンづくり

栽培モニターにお知らせしました

日時:2009年7月上旬

ゴーヤーは元気に育っていますか?
5月23日の区民ホールでの苗の配布へのご参加ありがとうございました。
400本のゴーヤーたちがそれぞれのお宅に引き取られていきました。
皆様のお宅ではいかがですか?今年は関東地方は雨の多い梅雨のように
思いますが、雨の降らない日の暑いこと!!極端な天候に不安を抱くのは、
私だけのことでしょうか。そんな気分も自然のやさしさで緩和してくれるのが
「緑のカーテン」といえるのではないでしょうか。

「緑被率60パーセント」が勝負?! 緑のカーテン
そうはいっても、緑のカーテンの効用があらたかになるためには、葉っぱに
繁ってもらわねばなりません。都筑区の中川駅近くの東京都市大学大学院
環境情報学研究科の宿谷昌則教授(熱環境に関しての第1人者)のこれまで
の研究では“人が緑のカーテンの効果を実感できるのは、緑が窓ガラス面の
おおよそ60%を覆ったあたりから”なんだそうです。みなさんも緑被率(りょくひ
りつ)60%をめざしてくださいね。実を採るのに気をとられて摘心(ツルの先端
を摘み取り)のチャンスを逃さないように。

観察シートもよろしく
苗と一緒にお持ちいただいた観察シート。緑のカーテンづくりの結果報告にも
なります。10月末から11月はじめにかけて、都筑区総合庁舎1階の区民ホー
ルに展示し、区民の皆さんにもご覧いただきます。
苗の配布のときに記入例もお渡ししましたね。申し訳ないのですが、用紙が
足りなかったら、どんな用紙でも結構ですから足してください。
ご家庭独自の工夫や苦心したところがあったらそれも教えてください。
来年、再来年と栽培の極意を伝えていける「都筑での緑のカーテンづくり虎の
巻」みたいなものをまとめていけたらいいなと思っています。
みんなの都筑を涼しく・楽しく・心地よく そして美味しく(?)

途中経過を送ってみて─HPにギャラリーページを考えています
1ヶ月たってのみなさんのお宅のゴーヤーの様子を実行委員会まで送ってく
ださい。デジカメ、ケータイの画像とお名前(ハンドルネームをつけたい方はそ
れも添えて)を7月20日までに事務局まで送ってください。途中経過ギャラリー
のページを今年も解説します。
それから、今、事務局では効果測定の撮影を現在8月中旬以降)に予定して
います。まわれるのは8軒くらいですが、その参考にさせていただくこともある
かも。そんなお宅には測定ヵ所のお伺いハガキが8月初めに届くお宅がある
かもしれませんので、よろしくおねがいします。
※現在募集は終了しています。
環境にやさしいまちづくりイベント実行委員会
事務局 NPO法人 I Love つづき   緑のカーテンづくり担当 川本

エアコンを使わなかった日…地球にやさしい行動をした日
緑のカーテンは植物の力を借りて涼しく過ごす工夫です。エアコンのスイッチ
を入れずにすむ日がこの夏、何日あったか数えてみるのもいいですね。

2009年8月は都筑区ぜんぶ打ち水月間
今年は8月を都筑区ぜんぶ「つづき区打ち水大作戦月間」としました。盆踊り
や夏祭りなどのいべんとのときにもやっていただけるように、今、実行委員会
では広く町内会にも呼びかけています。
お風呂の残り湯などの二次利用水(水道のお水ではないもの)をまいて、
都筑を冷やそうという呼びかけです。
ご自宅で、ご近所で、まちで、ぜひ、打ち水もやってみましょう。

2008年も都筑区が横浜市で一番暑い日が多かった
横浜市環境創造局ではここ何年か横浜市全域での夏のヒートアイランドに
ついての観測結果を発表しています。それによると昨年の夏、横浜市で30℃
以上になった時間が最も長かった地域の時間数は延べ341時間。それがな
んと都筑区池辺町でした。さらに、猛暑日(一日の最高気温が35℃以上の日
のことをいいます)は、港北区新羽と並んで都筑区長坂で10日と市内の最多
を記録したんだそうです。実は、昨年一昨年には横浜市の最高気温を記録し
たとお知らせをした覚えがあります。都筑区はここ数年連続であまりありがた
くない横浜の“ホットスポット”になっているんです。観測結果の報告書でも
「横浜市の中心部と、北東部が高温になるヒートアイランド現象が続いてい
る」とあります。今年の夏はどうでしょうか?