(有)寺越新聞店

地域でどんなお仕事をしているの?

寺越新聞店は、平成10年に、センター北駅から徒歩15分の徳生公園の近くの牛久保東1丁目に港北ニュータウン北店として開業しました。それまでは、現在も高田にある新聞店からこのエリアまで配達していましたが、港北ニュータウンにたくさん人が増え、高田からは配りきれなくなったため、今の新聞店を新しく構えました。現在、読売新聞、神奈川新聞、日経新聞、毎日新聞等の新聞の配達をしています。配達エリアは、中川、中川中央、南山田、南山田町、牛久保、牛久保西、牛久保東、大棚町、大棚西です。
寺越新聞店では24人、大学生から60代の方までいろいろな世代の人が働いています。ほかの新聞店もほぼ同じですが、朝刊が朝3時、夕刊が15時に来るとチラシを挟み込み、バイクでみなさんのお宅に新聞を配達します。このとき使っているのが、配達順路表で、暗号のような表をみれば、間違いなく配達できるすごい表です。新聞業界では当たり前の表だということですが、シンプルな記号で順路が書いてあります。

地域密着の情報満載のフリーペーパーを作っています。

寺越新聞店では、地域のフリーペーパー「for you」を作っています。「for you」は月1回、このエリアのコアな地域情報を集めて発信しています。震災のときにもこのフリーペーパーを通して、寄付お願いしたところ、集金のときに寄付するよ~と言ってくれる方がたくさんいました。「たくさんの方が読んでくれている」と実感したそうです。
「for you」の企画で、地域のこどもレポーターを募集して、取材し記事を書いてもらったこともありました。「for you」は地域の方の投稿も多く、あそこのお店がおいしいよ、とか、あの公園にめずらしい鳥がいたよ、など、コアな情報が満載です。

 

寺越さんにお話をききました。

 

 

センター北商業振興会ではどんなことをされていますか?
寺越さん:副会長をやらせていただいています。いろいろなお祭りを企画して、地域を盛り上げることをしているのですが、特に3月に毎年行なっている、センター北まつりには力を入れています。

 

地域貢献でやっていることはありますか?

寺越さん:東山田地域で行われている連合町内会で、普段の配達バイクの力を活かして、避難訓練に参加しています。誰がどこに避難している、などの情報伝達を正確に伝える訓練が主な役割で、毎回新聞店から10~15名がバイク隊として毎年参加しています。

 

配達していて、まちの中で感じることはありますか?

寺越さん:朝はやくの配達の時間の頃から、かなりの人が緑道で愛犬を連れて散歩していたり、ジョギングしていたりして、他のまちにはない朝の風景かなと思います。緑が多くて、季節感を感じます。とくに新聞店のすぐ横の徳生公園は大きな池があり、鳥もたくさん来て、散歩にはおすすめです。

 

寺越さんのお気に入りのお店などあったら教えてください。

寺越さん:センター北のモザイクモールの裏にある「アイリッシュパブケイス」は好きなお店のひとつです。イギリスのカンタベリーに留学していたことがあるので、生のギネスが飲め、学生時代にいったイギリスの雰囲気が味わえるところが気に入っています。
みんなでわいわい食べたり飲んだりするときには、その隣の「やきとん 川柳」にいきます。リーズナブルでおいしいお店です。

 

都筑区の自慢はどんなところですか?

寺越さん:やはり緑が多いところですね。配達していて野生のたぬきもまだまだ見かけます。子育て世代にはとくに、暮らしやすいまち街だと感じています。

 

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寺越さんは、とっても明るい、少年のような若い店長さんです。フリーペーパー「for you」を読んでみたいなと思った人は徳生公園のお散歩のついでに、お店を覗いてみてはいかがでしょう。里親を探しているわんちゃんが、ひとなつっこく出迎えてくれますよ。


都筑区牛久保東1丁目38−15
公式サイト: http://www.terakoshi-yuko.co.jp

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