ツヅキネーゼ Vol.11: 足立美奈子さん

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.11 あだちパン 足立美奈子さん】

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.11 あだちパン 足立美奈子さん】

今回ご紹介するツヅキネーゼは、仲町台駅近くの地域活動支援センターコミュニティcafe「マローンおばさんの部屋」で毎週木曜日「あだちパン」を販売しながら、仲間とともに今春結成した女性グループ「ママズカフェ・ミリミリ」で「ミリミリサロン」を開催する足立美奈子さん。

●パン作りをはじめたキッカケは…

パン作りを始めた理由をまずお聞きしてみると、「幼稚園のママ友達がパン作りにはまっているのを聞いて、自分もはじめてみようかなと思ったからです(笑)」
意外にもあっさりしたきっかけだったようですが、足立さんのお母様によると、幼い頃「パン屋さんになりたい」と言っていたそうです。心の奥底では、もともとからパンがお好きだったのかもしれませんね。

それから通い始めたパン教室の先生との出会いが、足立さんのパン屋さんになりたいという夢の扉を開けてくれることになります。通常3年かかるパン教室のカリキュラムを半分の期間で終了し、パンコーディネーターの資格も取り、アイデアパンのコンテストに応募したところ、賞をもらったそうです。
そのことは、自分のパンの技術が通用するかも。と足立さんの自信にかわってきました。

●家庭を大事にしながら、スキルを活かし、自分らしく働きたい…

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.11 あだちパン運営 足立美奈子さんの作るあだちパン】自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.11 あだちパン 足立美奈子さん】

ところがパン屋さんで実際に働こうとすると、まだ下のお子さんが小学校に入学したばかりで、母親としての時間を優先すると職場が望むような働き方はできず、『子育てがひと段落して社会に戻ろうとしても、簡単なことではないんだ。』と悔しい思いをしたとのこと。

そんな中ふらっと参加したのが、都筑区が主催していた区民企画運営委員養成講座。この講座で学び、足立さんが企画・運営することになったのが、「コミュニティカフェを学ぶ」という講座でした。これは、自分のように、『母親として子供と過ごす時間を大事にしたい。でも「得意なこと」「好きなこと」を仕事にして自分らしく生きたい!』そんな思いを持っている人に集まってほしいと企画したものだったのですが、その講座が終了するころには、受講者たちと意気投合!
そして13名の仲間と立ち上げたのが、「ママズカフェ・ミリミリ」というグループでした。

●「好きを仕事に、自分らしく…」ママズカフェ・ミリミリ!

ミリミリでは、毎日フルで働くことは無理でも、「好きを仕事にして、自分らしく幸せに生きよう。仲間たちを応援しあい、一緒に夢を追いかけよう」というモットーで、今後さまざまな地域活動やイベントをしていくそうです。
「新規メンバーも随時募集しているので、興味を持った方は是非連絡ください!」と足立さん。

またミリミリでは、住民の入れ替わりが激しい都筑区に新しく引っ越してきた女性たちに向け、この街に馴染むきっかけ作りの場・お友達作りの場として「ミリミリサロン」という交流会を月1回仲町台の「マローンおばさんの部屋」で開催しています。「ミリミリのメンバーも実は転入者がほとんど。数年前に自分達が感じた知り合いのいない寂しさや不安を、少しでも解消できたらと思いボランティアで開催しています。」

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●足立さんおすすめのお店二軒

そんな足立さんの、都筑区お気に入りスポットは、緑道!まだ都筑区に住んでいなかったころから、犬の散歩でよく都筑区の公園には来ていたそうですが、家を購入すると決めたとき、決め手は「緑も多く遊歩道の素敵な都筑区」だったそうですよ。

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●好きなことを好きと言える、好きなことを続けていく

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.11 あだちパン運営 足立美奈子さん】

この1,2年の短い間に、足立さんが描いた夢がどんどん形になり、仲間も得て、生き生きとした「今」に結びついているんですね。そんな足立さんは、「こんな私でも夢が達成できたのだから、夢があっても子育て中なので。。と諦めないで、小さな一歩でもいいから何かアクションを起こすことが大事なんじゃないかな」と語ってくれました。
「夢というのは自分の中で温めているだけではもったいない。他の人に話すと、その人も自分の夢に対して、一緒にアンテナを張って情報をくれたり、自分自身が夢を発信していると、自然とまわりの人が話を持ってきてくれたりするんです。だから私はブログを書いたり、やりたいこと、自分の夢を声に出しています。そんな私をみて、自分も何か動き出してみようかな。と思う人がふえていくといいな」
夢って、人に語った方がいいものなのですね!足立さんのように夢を持っている人をみると、応援したくなりますよね。

足立さんは、自分の子どもがいちばん身近な大人である母親をみて、「大人ってつまんなそうだな。。。」と思ってほしくないといいます。そのためには、身近なお手本として、まずお母さんである自分が、今幸せで、自分らしくありたい!またすべてのお母さんにそうであってほしい!と強く思っているとのことでした。
「みんなと同じじゃなくていいと思うんです。自分らしさってきっと自分の好きなことを前面に出して生きるってことだと思うから・・・母親であっても自分の「好きなこと」「得意なこと」をもっと表現していっていいと思う。母親が毎日笑顔でいることは子供のためでもあると思うんです。毎日イライラした母親が家にいたら子供だって迷惑じゃない?(笑)」

『家族が喜んでくれるパンを作りたい』から始まったパンは、『多くの人においしいと喜んで食べてもらいたい。』そして、『夢を持つお母さんの支えになりたい』と、大きく発展しているようです。
ご本人は「本当に、ただ自分がすきなことしかやってきていないんですよー。でも、家族の協力や、まわりの方に支えられているんですよね。」と、笑いながらつつましくお話してくださるのですが、
『好きなことを好きと言える。そして、その好きなことをずっと続けていく。』そんなぶれない芯の強さが、母として、一人の女性としての足立さんの魅力であり、周囲を惹きつける求心力なのだと、確信した記者です。

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(取材:井藤)
記載内容について

この記事の内容は、取材した当時のものです。
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