ツヅキネーゼ Vol.5: 鈴木五月さん

ウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5e-プロジェクトKITA代表鈴  木五月さん
ウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5e-プロジェクトKITA代表鈴  木五月さん

ノースポート・モールのつづきMYプラザで待ち合わせに現れた鈴木五月さんの第一印象は、柔らかで華奢なイメージ。しかしインタビューしていくうちに、繊細な笹のようなしなやかさと芯の強さを兼ね備えた女性だと感じました。折しも取材の時期は、七夕ちかくの7月。 肩からピンク色のストールを羽織って登場されたときは、かぐや姫の天女の羽衣のようでとてもお似合いでした。
結婚するまでコンピュータ関連企業でお仕事をされていた鈴木五月さん。その頃から、舞台芸術に興味があり色々なダンスや演劇関係の舞台に足を運んでいたそうです。もちろんご自分で踊ることも大好きで、ついには趣味でやっていたラテンダンスを向上させて、ご結婚されてから2年間ほど夫婦ふたりで(!?)ラテンダンスのサルサ教室を開いて、スポーツセンターやコミュニティハウスで40代~60代の方を中心に教えて一緒に楽しんでいたそうです。ご夫婦でというところがまた素敵ですね。

「e-プロジェクトKITA」での地域活動~

ウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5e-プロジェクトKITA代表鈴  木五月さんウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5e-プロジェクトKITA代表鈴  木五月さん

現在は、ボランティアで「e-プロジェクトKITA」の代表として毎日忙しい日々を送っている鈴木さん。元々「e-プロジェクトKITA」は、地元中川中央町内会の有志が中心となって発足したもので、人と人の交流を主軸とした文化・芸術イベントを企画・開催しています。年々イベントの規模も大きくなり、プロのイベント運営会社と変わらないくらいのパワーで、もはやボランティアの範疇を超え、広がっています。
多忙な鈴木さんですが、まだ2人の小学生の子育ての真っ最中です。さらにお子さんが通う小学校でPTAの役員もしているそうです。やはり出来る人に仕事は集まってきてしまうのでしょうね。

鈴木さんが、e-プロジェクトKITAに携わるようになったきっかけは、<駅前の芝生の広場>の出現でした。開発により地下鉄工事などの資材置き場から芝生公園に整備され、町内会で夏祭りをやろうという話になりました。そのとき詳しい人もいないし業者にすべておまかせにしようかとの話になり、「地元のお祭りなのに全部業者に頼むのなら私がやってみたい」 と思わず手をあげてしまったそうです。そこから現在に至るまで鈴木さんのパワーに人々が集まり、手づくりのイベント、地域の人たちとの交流の場が生まれるイベントを発信し続けています。今となっては、「それが吉だったのかどうかわかりませんが」と笑いながらおっしゃっていましたが、その芝生広場をを初めて見たときから何かのインスピレーションを感じていたそうです。 「センター北には、民家園の古民家など芸術家の方を刺激するなにかがあるようで、芸術を愛する人々がどんどん参集してきているんです。そしてみなさん、駅前の芝生広場には何かを感じると言われるのです。センター北のパワースポットなのかもしれませんね。」と鈴木さん。確かにセンター北の駅に下り改札を抜けると芝生と空が見えてとても開放的な気持ちになりますよね。

e-プロジェクトKITAでは、様々なイベントを開催しているのですが、一番大変なことはやはり資金集めだそうです。ボランティア団体が主催で一から資金を集めなければならないので、企業や商業施設に、書面だけでなく直接お願いにまわることもあるそうです。また、イベントの企画では、地域の要望とメンバーの意見を聞いてすりあわせたりすることも大変だそうです。やはり地域の夏祭りというと盆踊りなど従来からあるものをやろうという意見もありますが、鈴木さんは、芸術を通して文化的な街をみんなで創っていきたいと思い、ワールドダンスフェスティバルという企画を出したそうです。今回は以前から出演をお願いしたいと温めていた前衛芸術の「伊藤キム」さんが参加していただけることになり、みなさんに本物の芸術の感動を生で味わってもらえる機会を作りました。

鈴木五月さんおすすめのお店二軒。

ツヅキネーゼ鈴木五月さんおすすめの横浜市都筑区のスケートボードショップ5nutsスケートボードは、本来生活の中に溶け込んでいる『遊び』。自転車に乗ったりするのと同じようなライフスタイル~「めぐりあう感覚」を楽しんでほしいと、若者を巻き込んでメッセージを発信する、都筑区のボーダーたちの拠点

>> スケートボードショップ5nuts~の紹介ページはコチラ

ウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5鈴木五月さんおすすめのアクアリウムショップKazika暑い夏、遠い海までいかなくとも、Kazikaさんに行けば海に行っているような感覚に…。サンゴや魚たちを「この子たち」と慈しみながら丁寧に説明してくれます。ダイバーに人気な、ユーモラスでユニークで愛嬌たっぷりのカエルアンコウにも出会えますよ。

>> アクアリウムショップ Kazikaの紹介ページはコチラ

都筑はこんなまちになって欲しい

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ニュータウンでもあり若い世代の多い街、センター北。鈴木さんは広場・建物やタウンセンターと公園が緑道で繋がっていたりなど計画的に整えられた美しい街がとても気に入っているそうです。しかし、どんどん発展していく姿に、この街を愛するがゆえ以下の点で不安もあるとおっしゃっていました。「通常の都会化の現象と同じく、<青少年犯罪の増加><個人主義の加速による無関心>が地域の人間付き合いに影響を与えて行くように感じています。発展していく街に住む人々の心のあり方に対し、何ができるのかが現在の課題だと思っています。」 このようなことを少しでも解消して行けたら、と鈴木さんは、青少年との交流にも力を入れています。例えば、駅横の噴水がある広場やショップに集まっているスケボー少年たち。 「騒音などで社会問題化されがちの彼らもちゃんと向き合って話してみると、きちんと話も聞いてくれる素直で優しい子ばかりです。彼らは街の一員としての意識がしっかりしていて、掃除など地域のボランティア活動にも積極的に参加してくれます。お祭りブースにも参加して、小中学生にスケートボード教室を開き、丁寧に教えてあげたりしている姿を見ているとほほえましく思いますね。地域の子どもたちに外遊びの機会を作り、テレビゲームではなく外で仲間と遊ぶことを教えてあげようとしている彼らの姿はとても立派ですね。そんな姿勢を大切にしてあげて、活躍できる場所を大人がつくってあげたいですね。」と鈴木さんはあたたかい目で見守っています。

お魚に癒されてます♪

ウェブタウン横濱3.0~都筑区周辺で自分らしいライフスタイルで素敵に暮らしてる輝く女性ツヅキネーゼvol.5e-プロジェクトKITA代表鈴木五月さん日々忙しい鈴木さんの癒しの時間は、カエルアンコウを眺めること。あまり聞き慣れない名前の魚ですが、魚のくせに泳ぐのが下手で、海底を歩いて移動するけどれっきとしたお魚。たまに歩く姿をながめているととても癒されるそうです。
出会いは、お子さんと海辺をお散歩しているときに落ちていた魚をひろったこと。 あまり見たことのない種類の小さいお魚だったので色々調べて、センター南にあるKAZIKAさんに辿りつきました。 こちらのお店は、カエルアンコウの扱いに詳しく頼りにしているそうです。
一代目は、残念ながら天国に行ってしまいましたが、その後、病みつきになりKAZIKAさんにて購入し、現在3匹のカエルアンコウと一緒に暮らしているそうです。 興味のある方は、一度ショップかHPをご覧になってくださいね。きっとはまってしまいますよ。ダイバーの中でも一番人気のお魚だそうです。

取材:田中
記載内容について

この記事の内容は、取材した当時のものです。
記載されているお店や会社、施設などの情報は、現在とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。