パンオミエル pain au miel

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.16 フォトグラファー 五十嵐理恵子さん おすすめのお店 パンオミエル】2011年5月にオープンした「パンオミエル」は、仲町台駅徒歩2分にある遊歩道に面したお洒落なパン屋さん。お店の前に置かれているテラス席は、ヨーロッパを思わせる雰囲気が漂います。そしてこの素敵な店先は、おいしいパンをお昼ご飯にするお仕事中の方、パンとともにお喋りを楽しむ子連れママたちなどの憩いの場になっています。

パンオミエルというかわいらしいお店の名前。「ミエル」というのは、元々フランス語で『はちみつ』という意味で、はちみつのような甘いパン屋を目指して、オーナーシェフ高山さんの奥様が考えた名前だそうです。そのはちみつは、実際高山さんが作るパンの多くに使われています。フランスパンは、はちみつを入れることにより、皮が薄くなって中はしっとりして、とても食べやすくなっているとのこと。食パンとともに高山さんのご自慢のパンで、人気の商品になっているそうです。
記者のこども(小学1年)は、普段フランスパンは「皮が固い」と食べないのですが、パンオミエルのフランスパンを食べて「おいしい」と大好評でした。

他にもお勧めのパンをお聞きしたところ「クロワッサンや、フランスパンを使ったオリーブ味やチーズ味のパンもお勧めしたいのですが、クロワッサンのようなデニッシュ系は夏場は湿ってしまいます。これからの季節、皆さんが食べたくなるようなかんきつ系や辛いものなど中心に出していきたいと、期間限定の商品を考えているところです」お勧めはもちろんですが、季節に応じて作られるパンも味わってみたいですね。
昨年の夏、その場でアイスクリームを挟んでもらうというパンの種類があり、記者もお店の前の椅子に座っていただいたのですが、これが本当においしかったのです!それで今年も商品として出してくださいねとお願いすると、「今年はさらにバージョンアップしたもので考えています」とのうれしいお返事。夏の楽しみが一つ増えた気持ちです。

「高いパンを売るのは、好きではない」と力強くおっしゃる高山さん。「特に菓子パン(あんぱん、クリームパン、メロンパンなど)は、今後も続く限りは130円で提供していきたい。」買う側にとっては、リーズナブルな価格はうれしい限りですが、お商売として大丈夫なものかと、いささか余計な心配でおたずねすると、「ここ仲町台は、安ければいい。というお客さんの雰囲気ではない気がします。品質の高いものを求めている。なので、もちろんパンに使用するのは、品質のいい、納得する素材を使っています。でも、値段は極力抑えて、納得して喜んでもらえるようなパン作りを目指しています。お客さんの気持ちを考えて、喜んでもらえることが大好きなんです。
パンは特別なものではなく、日常に食べるものだから、多くの人に食べてもらいたい。地域の皆さんの生活の一部になれることが望ましいです。」
「小さいころから工作などが大好きで、パン作りはその延長の趣味みたいなものです」と、ふんわりとした雰囲気でおっしゃる高山さん。でも単にパンを作ることが好きなだけではない、パン作りでお客さんに喜んでもらいたいという熱い気持ちが、人々に愛されるパンを生みだしているのだろうなと、感じました。

店内のパンの陳列は、平台のパン置き場にしてあり、お客さんが見やすく選びやすいようになっています。また、ガラス張りの調理室は、お店と一体化させたオープンな感じに作られており、作る場を隠さないという、高山さんのこだわりだそうです。このことにより店内はとても明るく落ち着いた感じでいながら、パンが焼きあがってくる様子などが生で見られる、わくわく感も生んでいるような気がします。

パック入りの飲み物は以前から店内で販売していたのですが、「是非コーヒーの販売をしてほしい」とのお客さんの要望を受けて、最近マシーンによる一杯点てのコーヒーの販売が始まりました。
常にお客さんの立場を考え、お客さんへの愛情がいっぱいこもった、高山さんオリジナルのたくさんの種類のパン。ご家庭で、また作りたてのお店の前で、召し上がってみてはいかがでしょう。

 

パンオミエルを紹介してくださった五十嵐理恵子さんのインタビューページはコチラ
>>ツヅキネーゼvol.16 五十嵐理恵子さん

 

店内

パンと店長奥様店内と作業場入口中から外をのぞむ店内パン各種外観

◆◆ 連絡先 ◆◆
所在地:〒224-0041 横浜市都筑区仲町台1-24-21 ファインズターヌ1階
最寄駅:横浜市営地下鉄ブルーライン 仲町台駅 徒歩2分
TEL:045-532-3854
営業時間:8:00~18:30
定休日:火曜日(第1,3月曜日お休み)

センター北ナビ

広告募集