Angel’s Share

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.22 岡本典子さん おすすめのお店 Angel’s  Share】ツヅキネーゼ岡本典子さんのおすすめのお店は、日本では、ほとんど取り扱っていない北欧の子ども用家具販売の「Angel’s Share」です。

ショップの名前の由来は「贈り物をAngle(エンジェル=子ども)と分かち合う(シェアする)」。楽しい思い出が子どもたちの心にいつまでも残るように、そして子どもたちの健やかで豊かな成長と、大きな夢を育む環境創りをお手伝いしたい、との願いが込められています。

●お客さまが求めている子ども用家具とは?

23年間、家具の量販店に勤めていた店長の前山さん。当時その量販店では、一般的な家具はもちろん、子ども用の家具も扱っていました。そのころ、子ども用の家具を求めるお客さまの半数以上から問い合わせがあったのが、「白い二段ベッド」でした。しかし、お客さまのニーズにかなったものが、なかなか提案ができなかったそうです。国内の子ども用の家具は、2~30年前からまったく変わっていない、というのが現状だったのです。

前山さんは、国内で「白い二段ベッド」を取り扱っているところを探しました。日本の家具は、ナラ材を使った木目調のものが主で、フローリングやダイニングテーブルに使用されている、いかにも“木を使用しています”というものです。それを白く塗って加工しても、木目がうっすら出て表面がザラザラしてしまい、お客さまが求めるものにはならないのです。

そんな中ネットを中心に「白い二段ベッド」を探しているうちに、北欧フィンランドのSieve社の製品にたどり着きました。前山さんは会社に、この製品を輸入し販売することを提案しました。ところが、少子化が進み、今後マーケットが小さくなっていくだろう子ども用家具について、企業としては、なかなか動きが鈍く、その提案は受け入れられませんでした。

●子どもの成長に合わせて長く愛されている、北欧の子ども用家具

ヨーロッパの子ども用家具の多くは、第一に「白」、そして「子どもが楽しく過ごせる」ことをコンセプトとして作られています。ベッドに関しては、2~3歳から成人になるまで、子どもの成長やライフスタイルに合わせて組み替えたり、発展させて使えるものが多いそうです。北欧フィンランドとドイツでは、企業の努力で5年間はパーツを買い足すことができるという法律もあるとか。一度購入すれば、大人になるまで安心して使えることが、お客さまに信頼され、支持されるところだと感じました。

北欧圏は日本に比べて冬が長くすごく寒いので、子どもたちが外で遊ぶ時間も短いため、居室内でも外と同じように楽しく遊べるように、ベッドに工夫がされています。テントや滑り台がついているもの、ロッククライミングができるものなどがあり、日本にはないデザインで、国内でも流通していないものとして、アピールができると思ったそうです。

それに、北欧の子ども部屋は日本の子ども部屋より大きく、ベッドのサイズも大きいのではないかと思いますが、前山さんによると「ヨーロッパの都市部の子ども部屋は、屋根裏の場合が多く、居室部分の大きさに違いはなく、日本の子ども部屋の状況と似ています」とのことでした。ヨーロッパのベッドに至っては、日本のものより幅が狭く、規格は小さいサイズもあるとのことです。

●日本の子どもたちに喜んでもらいたい!!

前山さんは、子ども用の家具、「白い二段ベッド」のニーズがあることが分かっていたので、2009年8月に4人の仲間と会社を設立し、ショップを立ち上げました。

なぜお客様は、「白い二段ベッド」を求めるのでしょうか?

その質問に、「白い家具に対して、明るく清潔感がある、おとぎ話にでてくるお姫さまが住んでいるようなお部屋にしてあげたい、というプラスのイメージがあるからではないでしょうか」と答えてくださいました。

ご自身が都筑区に15年間住んで、土地勘も分かった街だったこと、そして12歳以下の人口が関東圏で一番多い地域だったことが理由で、この地での開業を決めたそうです。オープンして4年、都筑区周辺のお客さまを中心としてきましたが、現在はネットでの問い合わせが9割以上、最近では東京方面や全国からもお問い合わせがあります。ネットで品物を購入することに抵抗を感じなくなった方が増えたのか、店頭に一度も足を運ばずに購入される方もいらっしゃるとか。お客さまが安心して購入できるように、Angel’s Shareのホームページでは、商品に対する安全性の品質証明書を開示したり、購入者の納入事例を掲載しています。全国のたくさんの子どもたちの笑顔がお客さまの信頼と実績につながっていると感じました。

親の子どもへの思いは、いつの時代も同じです。幼いころから長く使い続けることができる家具に巡りあって、ものを大切にする心を伝えることができるのは、とても素敵なことだと感じました。

Angel’s Shareを紹介してくださった岡本典子さんのインタビューページはコチラ
>>ツヅキネーゼ vol.22 岡本典子さん

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◆◆ 連絡先 ◆◆

住所: 神奈川県都筑区茅ヶ崎南3-3-12
最寄り駅: 横浜市営地下鉄 センター南駅 徒歩10分
TEL: 045-508-9902
営業時間: 平日11:00~17:00 土日・祝祭日 10:00~19:00
定休日: 水曜日
公式HP: https://www.angels-share.jp/

記載内容について

この記事の内容は、取材した当時のものです。
記載されているお店や会社、施設などの情報は、現在とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。