ツヅキネーゼ Vol.26: 井藤里香さん

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん】
自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん】

今回のツヅキネーゼは、地域で活動する「I Love つづき」がNPO法人になった頃の初期のメンバーのひとり、シェアリーカフェのメニュー担当でもある、井藤里香さんです。

●住めば都、都筑区Love!!

大阪で生まれ育ち、関西が大好きだった井藤さん。関東に出てしまった友達に「魂売ったな」(笑)などと言ってしまうくらい、地元愛に溢れ、自分が横浜に暮らすことになるとは想像もしていなかった過去でした。しかしそんな井藤さんが、ご主人の東京転勤で引っ越すことになり、「緑が多い」「子育て中のかたが多い」という理由から、都筑区を選びました。自分もちょうど子育て中だったので、子育てがしやすいのでは、と思ったのです。また、絵や写真展の鑑賞が大好きなので、環境や情報が充実している東京へ、いつでも好きなときに出かけることができる都筑区はとても気に入っていて、今はどっぷりと都筑ライフを楽しんでいます。

今住んでいるところは、昭和の長屋のようなところで、子どもたちが年代を越え、集まって遊んでいます。いつもどこかで子どもたちのにぎやかな声が聞こえ、遊んでいる姿を見守ってきたので、ご近所みんなで、一緒に子どもたちを育ててきたように感じています。

●I Loveつづきとの出会い、色々な活動を経験して

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん】井藤さんは、以前から環境問題、特にゴミ問題に関心がありました。都筑区内にある焼却所の煙は、自然に影響を与えてないのか、そんなことが気になって、区役所の生涯学習の「身近な環境講座」に参加されました。そこで現在の理事長の岩室さんと出会い、講座終了後、講座を主催していたグループである I Loveつづきの活動に賛同し、参加するようになりました。

I Loveつづきでは、初期の頃から、らくがき消しやイベントの司会・キャンドルナイトなどの活動に参加しました。なかでも印象に残っているのは、防災サバイバルキャンプのプロジェクトです。活動にはスタッフでありながら親子で参加し、食事を通してサバイバルクッキングの術を学び、寝るときは、体育館の床に段ボールや新聞紙を敷き、その上で一晩を過ごしました。これがイベントでのことだとわかっていてもとても苦痛に感じました。避難生活されている方がこれほど大変な生活を送っていることが、身を持って体験でき、改めて災害時に何が必要かを考えることができました。そして、参加された方たちも何かを感じてくれたらいいなと思いました。

井藤さんは、人の話を聞くことが好きな方です。 I Loveつづきで取材も担当しています。井藤さんがインタビューをする上で心掛けてきたのは、「その方のいいところをたくさんの方にお伝えしたい」ということ。たくさんの方の人生に触れることによって、自分には無かった考え方に気付き、刺激を受けることが多く、人の魅力にはまっていったそうです。そのような活動を通して、いろんな方との出会いやお話からたくさんのことを学ばせてもらったことが、自分の財産になっているそうです。これからは今までインプットしてきたことをアウトプットしていく活動へシフトしたいと思っています。

自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん】 自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん シェアリーカフェにて】

●これからの自分

【新たな挑戦、心理カウンセラーの道へ】

きっかけは、お子さんが病気になったときでした。お子さんのことがすごく心配で不安な気持ちでいっぱいでした。井藤さんはどちらかというと自分のことは話さない方だったので、子どもが一番辛いことは分かっていたけれど、親としてどうしたらよいのかとても苦しかったそうです。そんなときに専門的な視点で話を聞いてくれる人がいたら、もう少し違ったのではなかったのかという思いや、自分と同じような人は他にもいるのではないかと思いました。この経験を通して病気と闘う人、それを周りで支える家族、悩みを抱え、辛いときでも頑張っている方に対して、親身に一緒に話を整理し、アドバイスができるようになりたい、とカウンセラーを目指し勉強をはじめました。

悪い事ばかりではありません。子どもの病気を通してたくさんの学ぶことがありました。子どもと向き合い、たくさん話をしました。今まで以上に子どものことを理解することができ、自分らしいスタイルで横浜・都筑の生活を楽しむ素敵な女性~ツヅキネーゼ【vol.26 井藤里香さん】子どもが頑張っている姿に励まされ、家族一丸となれました。 井藤さんはお父さんを病気で亡くされています。とても強かった父親が、病気によって、こんなに弱くなってしまうのだと感じたそうです。もうすぐお父さんがなくなった歳に近づいてきて、父はもっとやりたいことがあったのでは?と思うそうです。 「生きているうちが花なのよ。死んだらそれまでよ」という映画がありましたが、いくつになってもやりたいと思うものに出会えたら、全力で挑戦したいと思っているそうです。

【健康でいるための努力を怠らない】

井藤さんは中学高校時代バスケット部に所属していました。今でも身体を動かすことが好きで、近所の緑道を歩いたり、走ったりしているほどです。

歳を重ねて、健康のありがたみや健康でいるために自分でも努力をしなければならないと感じています。歳を追うごとに、足腰が弱ってきますが、自分の努力次第で、健康を保つことができます。自分が健康でいることがとても重要と感じています。もし、自分が病気になってしまったら、家族や周りの人に迷惑や心配をかけてしまう。しかし、病気になってしまうことは誰にでも起こることです。だから自分にできる努力は意識的に続けていきたいと思っているそうです。

【人とのつながり、出会いに感謝!!】

最近、色々な偶然により、人とのつながりが大切をあらためて感じていることがあったそうです。

「過去や現在の出会いは、そのときだけでは終わらない。過去のつながりで受けた恩を、何年も経って返すことができたり、その逆のこともありました。これから私自身も多くの人と出会い、そのつながりを大切にすることは、今の自分には形として現れなくても、自分のこどもやまわりのこどもたちに何らかの形で返ってくることもあるし、きっと今の自分があるのも、そうやってくれた人のお陰だったかもしれない。これからももっと出会いを大事にしていきたいと思う、今日この頃です。」

●井藤さん御用達のお店・スポット

菓子小売 さかえや★菓子小売 さかえや

昔懐かしい駄菓子屋さん、お子さんがおこずかいをもらい駄菓子屋さんで一生懸命何を買おうか考えている姿がとても微笑ましい光景です。

>>菓子小売 さかえやの紹介ページはコチラ

都筑中央公園★都筑中央公園

家族でもよく遊びにきた公園でもあり、特に桜の季節が大好きな公園です。

>>都筑中央公園の紹介ページはコチラ

記載内容について

この記事の内容は、取材した当時のものです。
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