センター北ナビ

　(左から防後(ボウゴ)さん、工藤さん、そして取材を受けてくださった倉橋さんです。)
 
　ネットサンヨーは、横浜市営地下鉄センター北駅から徒歩約１分の日能研のビル内にある会社です。ネットサンヨーという名前から「今から、伺って名刺を作ってもらえますか？」、「データを出力したいんですけど。」との問い合わせを受けることもあるそうですが、こちらは、プリントショップではなくて、横浜市金沢区に本社・工場のある創業63年の総合印刷会社、山陽印刷株式会社の企業・法人担当の「営業所」、営業部門になります。
訪問して、セキュリティが非常に厳しいことに驚きました。総合受付の方とインターホン越しにお話し、確認が済んだら、ガラス張りの扉の錠が、ロック解除され、そこで総合受付の方とご対面です。2階フロアの一角がネットサンヨーさんです。
そういうところですので、「センター北ナビを見て来ました。」と、気軽に訪れることはできないのですが、地元とのつながりとしては「センター北祭り」等のポスターやチラシは、こちらの会社で印刷しています。企業や街の発展を舞台裏から支えています。

　２０００年６月に、都筑に営業所がオープンして、丸１２年。そして営業一筋２０年という倉橋さんは、印刷に関する知識も経験も豊富で、「印刷物はオリジナル」など、選ぶ言葉ひとつひとつに説得力のある方です。ですが、そこに留まることなく、どんどん今の自分を変えていく力のあるリーダーでもあります。全ては、お客様に「より適切なご提案」をするため、お客様に「満足」して頂くために、現在は、デジタルメディアなどの紙以外の知識を高めることにも注力していらっしゃるそうで、ネットでは調べがつかないものは、自ら本や資料を求めに出られるそうです。その点、センター北には大きな書店があり、便利とのこと。偶然書店でお目にかかることもあるやも知れません。

　そんな仕事に熱心な、倉橋さんの名刺には、「感謝」の文字とご自身にそっくりな似顔絵が印刷されていました。これなら気持ちも伝わりますし、初対面の方にも直ぐに覚えてもらえそうですね。

　都筑区にとどまらず、広く東京まで、お客様を抱えて忙しくされている倉橋さんに、都筑の印象について伺いました。
「都筑区は、若い世帯が多く、子どもが多い。関内などのオフィス街や桜木町のみなとみらい地区のように大人を対象としたまちとは違い、駅前の芝生からは、いつもこどもたちの明るいキャーキャーという遊び声が聞こえてきまして、仕事をしていても癒されるまちです。自宅に居るような穏やかな気持ちになれる、そんなところが魅力です」とお話してくれました。