神奈川日本建工(株)
神奈川日本建工(株)は平成8年に現在の中川中央に設立されました。地下鉄「センター北駅」から歩いて3分ほどの所のビルにあります。
神奈川日本建工(株)が手がけていることは次の5つ。
1. 社会福祉施設・高齢者介護施設等の設計、施工、監理
2. アパート、マンション、テラスハウス、ビル等事業用建物の設計、施工、監理
3. 賃貸住宅、店舗、事務所等賃貸物件の建物保守、営繕及び入居者管理
4. 土地、建物売買及び仲介、管理
5. 前記各号に付帯する一切の業務
同社の事業の中で大きな特徴は、「法人紹介による土地有効利用」です。「土地」という地域の大切な不動産をお持ちのオーナーさんに、有効に活用していただけるような「法人紹介による土地有効利用」を提案してきました。一般的にアパートマンションなどは、建物が完成してから入居者を探し、入居者が決まった後もいつも空室が出ないように苦労することになります。そこで、考案したのが、入居者を決めてから建物を建設するという方法です。入居者は社会福祉施設等の法人や企業の皆さんが中心で、入居法人の要望に沿った建物を建設します。入居法人にはオーナーさんとの間で20年~30年の長期の賃貸借契約を結ぶので、空室や家賃値下がりの心配などもしなくてよくなり、オーナーにとって、とてもメリットがあるのです。
神奈川日本建工ということですので、都筑区だけに特化しているわけではもちろんないのですが、地元都筑区のオーナーさんも多く、都筑区内の多くの建物を手がけています。
具体的にはセンター南駅から徒歩7分くらいのところにある、都筑区生活支援センターこころ野も神奈川日本建工が手がけました。建物の中に入ると、バリアフリーで開放感があふれます。広々としたゆったり温泉気分のお風呂もあり、心に障がいを持った方が相談に訪れたり、皆さんと食事をしたり、対話をする場で、社会に一歩を踏み出すきっかけを支援する施設です。
都筑区内では、他にも「ビオ茅ヶ崎」、地域活動支援センター「さくらんぼ」、障がい者作業所「レアリゼつづき」、認知症高齢者グループホーム「クレール横浜つづき」など他にもたくさん手がけています。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kana-ken.co.jp/instance.html
神奈川日本建工では、定年退職された方で、高齢者というにはまだまだ程遠いキャリアのある方を委託契約するという、パートナーシップ制度を取り入れています。やる気があって力のある定年退職者はたくさんいるはずなので、そういった方を採用したらいいのではないか、という小西社長のアイディアで、営業職に高齢者の採用を始めました。土地のオーナーさんには年配の方も多いため、若い社員が営業に行くよりも、同年代が営業に行くほうが、クライアントさんと話しが合うし、気持ちもわかるので、とてもうまくいっているそうです。この制度を取り入れてから、営業成績も確実に上がりました。一定の報酬以外は成功報酬によるところも多いのできびしくはありますが、活躍して頂いています、とのこと。興味のある方はこちらの採用情報を。
http://www.kana-ken.co.jp/recruit.html
地域とのつながり、ということでは、センター北商業振興会の一員として、地元のお祭りなどに協賛するほか、とくに事務所のある、センター北駅前を中心にイベントをおこなっている、「e-プロジェクトKITA(センター北イベント企画運営チーム)」が開催するワールドダンスフェスティバル等のステージのイントレをお手伝いしているそうです。もともと建設会社ですからステージを組むのは得意ですので、ステージをつくってほしいという地元の要望に応え、喜ばれています。
*「e-プロジェクトKITA」とは、地元中川中央町内の住民有志が中心となって、個性的なイベントを企画・開催しているチームです。
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最後に都筑区についてお話を伺いました。
「障がい者や高齢者のための施設を作るとなると、地域の中で受け入れられないことがありますが、都筑区はそういったことがなく、みなさん暖かく迎えてくださる空気があります。」とスタッフの滝沢さん。「都筑区は若い、新しいまちで、おまつりも活気があってすばらしいと思います。」とお話してくださいました。
こちらの会社では営業時間にどうぞご自由にお使いくださいと車椅子マークのトイレのマークが貼ってあり、通りがかりに車椅子の方や一般の方も利用されているようです。まちの中の小さな心遣いですが、さすが福祉施設を作っている会社だと感心しました。
公式サイト: http://www.kana-ken.co.jp