(株)日能研関東
日能研関東は、横浜の日吉で生まれた学習塾ですが、現在は全国に137の教室があります。11年前、緑豊かな都筑の地であるセンター北駅前に本社ビル(8階建)を竣工しました。
併設の教室センター北校には、小学4年生~6年生までおよそ300人が通っています。
また、新しい展開として、このビルの1Fにガウディアという年長さん~小学生までの子どもたちを対象とした、学習塾もはじめました。
日能研は、中学受験に特化した進学塾なのですが、子どもたちにはここを巣立っていったあとも「伸びる子どもになっていって欲しい」と願っており、そのためにも知的好奇心を育てる教育を大切にしています。
みなさんは、電車の中で「シカクいアタマをマルクする。」という日能研の広告を見たことがありますか?あの問題に、電車の中で大人が「う~ん、わからないな」と会話しているのを何度か目にしたことがあります。これらの問題は実際には中学入試に出された問題なのですが、応用力や発想力、思考力がないと解けない問題です。頭の固まっている大人には、すぐにわからない問題も多いことが話題になり、日能研が監修して書籍にもなっています。
小嶋社長:私の父が創業なのですが、父は子どもに勉強を教えることが大好きで塾を始めました。私も社員も原点は同じ気持ちです。子どもが、「わかった!」「勉強っておもしろい」といっていきいきと勉強することが嬉しくて、塾をやってきました。日能研で働いている社員はみな「子どもが大好き」で、子どもたちに社会の中で活躍してほしいと願っています。
小嶋社長:よく2種類のパズルに例えています。高度経済成長期は、決まった枠に決まったピースをスピーディーにはめ込める、いわば、「ジグソーパズル型」人材が必要とされ活躍してきましたが、このような人の作業の大部分をコンピューターが担うようになった現在、発想力と表現力(≒創造力)のある人材が社会から求められています。私は創造力のある人財をジグソーパズルと対比させて、「レゴ型人財」と言っています。日能研は、「ジグソーパズル型」の能力をベースとしてきちんと生徒に身につけさせ、さらに「レゴ型人財」にまで発展できるような人財育成カリキュラムを構築したいと考えています。
小嶋社長:センター北商業振興会では役員をやらせていただいています。横浜生まれの企業ですから、横浜には特に貢献したい気持ちがあります。社員から寄付を集め、横浜市域での福祉活動に協力したり、会社としては開港祭などへの協賛などもしています。その他にもわんぱく相撲全国大会への協賛、海外においては、ネパールやモンゴルに学校を建設するなど、子どもたちが輝ける活動をしています。小嶋社長:隣にJAさんが出来るまでは、日能研ビルの駅側を利用して、大きなクリスマスツリーのイルミネーションをしていました。ビルの壁いっぱいの大きなクリスマスツリーが、冬のさみしい時期にセンター北駅前が明るくなる、と地域の人に大変好評でした。
毎年冬に区民の方たちが行なっていた「キャンドルナイト」にも協力、協賛させてもらっていました。今年はJAのビルが建ったことから飾る壁がなくなったので、他になにかできないかな~と思っているところです。
都筑区のよいところはどんなところだと思いますか?
駅前に大きな芝生広場があるような駅は、他ではあまり見かけません。芝生広場では、子ども連れの若いお母さんたちや、元気に駆け回る子どもたちに心が和みます。また、ストリートミュージシャンもいたりして、若い街だと実感します。そういうところはとてもいいなあと思います。